温浴施設の方へ

温浴施設関係者様へ

日々の「安心して利用できる施設作り」に対するご尽力に感謝申し上げます。

一般社団法人 湯屋安心協会でございます。

当協会は銭湯・温泉・岩盤浴・サウナ・よもぎ蒸し・酵素浴などの「温浴」を愛するメンバーが設立した非営利型一般社団法人です。
今日、インターネットが普及し、そしてSNSが発達し「生活に必要なものは全て家にいても解決する」と言っても過言ではない社会がやってきました。

そのような中でも温浴文化は人々に愛され、休暇のため遠方の温浴施設をネットで調べて行く人、SNSで人気の温浴施設に向かう方など、情報社会が温浴施設の集客のためにも役立っています。

しかしそのような便利なSNSやネットの口コミでは温浴施設を愛し利用する方々から非常に残念な声が散見されるという現状もございます。

・脱衣所でスマートフォンをいじっている人がいた
・盗撮されたかもしれない
・脱衣所や更衣室に異性の従業員の入室があった
・脱衣所や浴室へ防犯カメラ / 監視カメラがついていた
・露天風呂で外部から中が見えていた

当協会に寄せられる温浴施設利用者の声でも同じようなご相談、ご指摘が非常に多く見られ、特に男性利用者から「温浴施設のプライバシー」に関するご相談、ご指摘が多く寄せられております。
こういった現状を危惧し、当協会が温浴施設利用者に対して行ったアンケート『脱衣所の防犯カメラ/監視カメラ設置は「温浴施設に行きたいと思った時、行くことをためらう・躊躇する」理由になりますか？』では、全体の85%が「とても思う」「思う」と回答しました。

マーケティングの考え方に「不満を持った顧客の96％は、企業に対して何も言わない。一般にクレームが1件あれば、問題を抱えた顧客は他にも24人存在する。」というのがあります。

だからこそ我々がこういった意見を無視することは、利用者のプライバシーを軽んじるだけではなく、立派な温浴文化を後世へ受け継ぐことの妨げになるのだと当協会は考えています。

当協会は、日本の温浴文化を守り、安心して使える温浴施設を将来に残すため温浴施設事業者およびその利用者に寄り添い、適切な発信をしてまいります。
温浴施設関係者様におかれましても、利用者が安心して利用できる環境作りに最大限、ご配慮いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 湯屋安心協会
代表理事 村田華奈

協会が行ったアンケート結果はこちらからご確認ください。

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